23日対県交渉模様

大赤字空港の一刻も早い廃港を!
       
 1月10日(本体部明渡期限)及び2月14日(代執行期日)に行った抗議・要求に、対応した知事公室長は何も答えられず、23日の県空港部長(対応・岩崎総室長)による回答となった。
■冒頭、(1)「空港建設強行に死をもって抗議した井上英作さんに対して弔意を表わす意思の有無」を追及。口頭での回答は「個人として哀悼の意を表すが、組織としては抗議文がシンポン(真本?)か否か不明なので、コメントできない」。県として弔意を表すことは空港建設の罪を認める結果になる。「では、シンポンであることを確認せよ」との要求には沈黙。この、“逃げながら人を斬る”やりかたは、説明責任を放棄し、公開討論を避け、狡猾と強権をもって、ついに人権無視の強制収用に至った知事・石川の姿勢そのものである。
■次に(2)@「飛行場設置許可の条件であった知事「確約書」の不履行」については、最高裁の不当判決を盾に居直り、
A「大赤字タレ流し責任の明確化」と、
B「運営会社への血税投入方針の撤回」に対しては、県民の代表である県議会が予算を承認した、とやはり逃げの一手。

 「確約書」問題は、最高裁が何と言おうと「誠心誠意の交渉」をホゴにした犯罪行為であり、赤字責任の否定は、すべてのツケを県民に押し付けるという宣言にほかならない。回答書は、「早期開港の強い要望」とか、「知事の『赤字の期間は必ずある』発言はリージョナル航空会社立ち上げの場合のこと」とか、「旅客ターミナルビルの高い公益性」等々のウソとごまかしに満ちている。
■(3)「収用・使用地の工事中、住民の生活権と安全を保障せよ」及び「オオタカをはじめとする自然環境保全に万全を期せ」という要求には、「そのようにやっている」と通りいっぺんの回答。その実行を監視する必要がある。
今回の参加者は、吉本共同代表、櫻井事務局長ほか少数だったが、三百代言的な岩崎室長の冗舌にもめげず、さらなる追及を宣言して約1時間半の行動を終えた。最近のマスコミ論調も、この空港の絶望的な将来をますます浮き彫りにしつつある。ねばり強く廃港を県民に訴えていきましょう。(T)