●新幹線新駅は不可能のJR東海からの正式文書を入手しました。
 (副知事宛というのは、支社長からの文書でないのでということだそうです)

 拝啓 貴職にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 さて、最近、新駅設置に対する地元等の論議が活発化しているやに承ってお
りますが、標記のことに関しましては、平成8年11月28日付け企東第85
号(「鉄道アクセスの整備が空港及び周辺地域に及ぼす影響に関する調査」静
岡県部会について)により文書でご提示させていただいているところであり、ま
た、従来より機会あるごとに新駅設置は困難である旨ご協議申し上げて参りま
した。
 それにも関わらず、現下の状況となっていることに鑑みて、重ねて弊社の新
駅に対する考え方を申し上げさせていただきます。

 東海道新幹線は、東京〜大阪問の大動脈輸送を使命として、設備能力の限
界まで列車を設定しております。
 このような高密度の列車運行の中で、新たに中間新駅を設置することは、列
車の到達時分の延伸や設定できる列車本数の減など、列車ダイヤ横成上多く
の問題を生じさせ、結果的に量、質ともに全体の輸送力を落とすことになります。
とりわけ、その中間新駅が適正な駅間距離を有していないと、その度合いは大
きく、新駅設置は現状では不可能であります。

 このことは、品川新駅開業、700系列車の増導入において、緩和されること
なく、より顕在化する問題であります。

 なお、東海道新幹線第1高尾山トンネル上部の空港本体の建設については、
平成12年6月9日に「静岡空港建設に伴う東海道新幹線第1高尾山トンネル
防護工事に関する協定書」を締結したところであり、 今後とも協力させていた
だくつもりでございますが、新駅に関しましては、上記の事情でございますの
で、地元の方々に誤解を与えることのないようご配慮いただきたくお願い申し
上げます。

                                             敬具