浜名湖小物仕掛け 浜名湖小物仕掛け





1.一般的サビキ仕掛け

サビキ釣り
浜名湖ではボート釣りの奥浜名湖(44番ポール付近)で有効な釣法です。 全国的にサビキ釣りと言えばこの方法を指します。

サビキ仕掛けには大別するとスキンサビキと皮サビキがありますが、私の経験上 奥浜名湖ではスキンサビキをお勧めします。スキンサビキにはピンク、緑、白の 3色があります。なかには3色が混じったミックスサビキもあります。 その日によって食いのいい色が変わるので、最初はミックスサビキで様子を見て、 食いのいい色にチェンジするのがいいでしょう。針の号数は6〜7月で5号前後、 8〜9月で7号前後、25cm前後のサバを狙うなら10号位でもいいでしょう。

サビキバケツと専用のコマセ籠があれば手を汚さずにコマセを詰めることが できるので便利です。




(1)アジを狙う場合

アジは海底付近にいることが多く、基本は底を狙います。

一気にコマセ籠を海底まで沈めます。籠が底に着いたら糸を巻き取って糸が ピンと張るようにします。この時点でコマセ籠からは既にコマセがこぼれ落ちている はずなので(状況によっては大半がこぼれているかも)、しばらくこのままで待機します。 その後アタリがなければ竿先を一気に1m程煽って、また下げることによりコマセ籠のコマセを 撒き、仕掛けをこぼれたコマセに同調させることになります。この動作を2〜3回繰り返しても アタリがなければ仕掛けを上げて、再度コマセを詰めます。特に釣り始めはコマセが 釣り場付近に漂っていないので、魚を寄せるためにも早めにコマセを撒きましょう。

コマセ籠にコマセを詰めた後、手で押すことによりこぼれ具合を調節することができます。 タナが深い時は表層や中層でコマセがこぼれきってしまわないように強く押し込んで おきましょう。

食いが立ってくるとタナはだんだん浅くなります。釣れてくる魚が仕掛けの上側に付いて いる(狙ったタナよりも上に魚がいる)のか下側に付いている(狙ったタナよりも下に 魚がいる)のかをよく見極めて、タナを調節しましょう。

また、当然ながらコマセ籠が底に着く前に食ってくる場合も魚が中層以上にいる証拠ですので わざわざ底を狙う必要はありません。

使用するコマセはピンク色の一番安いアミエビで充分です。また、コマセに混ぜる粉末の エサが売られていますが、これもなかなか良いです。水中でばらけて煙幕の役目も果たすので 魚に警戒心を持たれない状態で釣ることができます。


私の経験で、群を抜いて釣果があったのはHayabusaの「Seaguar オーロラMixスキン」 でした。現在、この品物は製造が中止になっており入手ができません。同じHayabusa社からは「小アジ専科」シリーズが 発売されており、この中から選ぶことになります。このシリーズは色の違いやビーズの有無などで何十種類もありますので 選ぶのが楽しくなってきます。




(2)サバを狙う場合

サバは表層か中層にいますので、あらかじめ浅いタナを狙って釣りましょう。横走りしたり、 「フワッ」と仕掛けが軽くなるのがサバのアタリです。特に「フワッ」と来た場合はサバが 仕掛けを咥えて上に向かっている可能性が高いので、ほおっておくと仕掛けが無茶苦茶に 絡まってしまいますので早めに上げてしまいましょう。25cmを超えると強烈な引きをしますので 楽しめます。

奥浜名湖の場合、外道としてイワシ、ボラ、ヒイラギ、サッパ、カマスなども釣れます。



2.トリック仕掛け



舞阪港や海釣り公園でアジを狙う仕掛けです。このアタリにいる魚はすれているので 普通のサビキ釣りではあまり釣れません。トリック仕掛けを使えば普通のサビキ仕掛けの 数倍は釣れると思います。

トリック仕掛けはサビキ釣り仕掛けに似ています。サビキ釣り仕掛けが疑似餌なのに対し、 トリック仕掛けは本物のエサを付けるので食いがいいわけです。

私はおまじないも兼ねて、サビキ囮を付けています。目立たさせるためと、群れを撹乱する 意味があります。小魚は先頭の群れが乱れると統率が取れなくなり勝手に群れを離れてエサを食べだすらしいのです。


いろいろな大きさのサビキ囮があります。一番大きなのは大阪で買いました。浜松では見たことないですね。 右上にあるのはスイミングシンカーというオモリです。竿先のコントロールで仕掛けを縦横無尽に走らせることができます。

専用のエサ付け器が売っていますので、これに仕掛けを通して前後に擦れば針にエサが 付きますのでコマセ籠は不要です。コマセ籠の替わりに二号程度のオモリを仕掛けの一番下に付けます。前述したスイミングシンカーも有効です。

タナの取り方はサビキ釣りと同じですが、手竿の長所=道糸の長さはいつも同じを生かして、 目印を付けておけば毎回簡単にタナを合わすことができます。目印は穴の開いた丸ウキを 一周させて通したり、渓流釣りの目印を代用してもOKです。



(1)底の目印にしたり、(2)魚がいるタナに合った時の目印にしても良い。

豆アジが入庫してくる5〜6月は2〜3号、7〜8月で4号、9月以降は5号以上というのが目安です。

孫針付きタイプやW針タイプの仕掛けがたくさんのコマセを保持できるのでお勧めです。 定番の改良トリック仕掛けは夜光塗りと朱塗りがありますが釣果に差はないようです。

左:孫針付き  右:W針

他にハイパーパニックやラメパニックと言ったフラッシャー付きの仕掛けも良いです。


パニック三兄弟。
ラメパニックはラメ+フラッシャー、ハイパーパニックはフラッシャー、スーパーパニックはフラッシャーなし


左はイシグロオリジナルのフラッシャー仕掛け、右はトリック仕掛け+ツイストスキン仕掛け

なぜかコマセなしでも付けエサなしでも釣れてしまう不思議な仕掛けですが、トリック仕掛けの ようにエサを付けてもOK。私はそうしています。ハイパーパニックは針の数が14本も あって扱いにくいので、半分に切って使った方が扱いやすいでしょう。難点は仕掛けが 細すぎる(号数にもよりますが細いものは0.2号程度)ことで、初心者の方には扱いにくい でしょうし、ボラが掛かったらまず切れてしまうでしょう。

トリック仕掛けとハイパーパニックのようなフラッシャー仕掛けが合体した仕掛けも売られています。 アジ五目はおもしろそうです。フラッシャーがカラーmixのものと白のものがあります。 針が3号でハリスは0.6号、針が6号でハリスは1.2号なので扱いも楽そうです。



コマセはピンク色のものよりも灰色っぽい通称「黒コマセ」「白コマセ」と呼ばれているアミエビ (50円〜100円程高い)か生シラスブロック(もっと高い)がお勧めです。ピンクのコマセには どうもイワシやヒイラギなどの外道が来る率が高いように思えるのです。(経験上)

夜釣りの場合は、目印の代わりに電気ウキを付ければOKです。生シラス一本針仕掛けよりも 広いタナを探れるので効率がいいです。

ヒモ付きバケツはサビキ釣りの必需品です。海水を汲んで釣った魚を入れる、手を洗う、釣り場の掃除を行う など何にでも活用できます。



仕掛けの途中にゴムを入れる人もいます。これはアジの口は弱く口切れを起こすので、その防止に使われます。



3.シンセイゴ釣り

奥浜名湖では毎年シンセイゴ(セイゴの当歳魚)がわんさかと沸きます。キビレ釣りでは困った エサ取りですが、お盆の頃には15cm位になって手竿で釣るにはとても楽しいターゲットです。

仕掛けは道糸に電気ウキを付け、ハリスに小さなオモリを付けるだけ。針は市販のハリス付きの安いもので充分です。
20cmまでの小物狙いならセイゴ針10号前後がいいと思います。


根掛りの糸を切る時に電気ウキが反動で飛んでしまうときがあります。電気ウキの穴に道糸を通しておけば大丈夫。

タナはその日によって違いますので、アタリがなければどんどんタナを変えて探ってみてください。 エサは青ジャムシ(青イソメ)ですが、針先から2〜3cm程垂らしておけばいいでしょう。食いが 悪いときは一匹まるまる付けてもいいですが、そのような時は早合わせをすると尾の部分だけ齧られて 終わりですので、遅めに合わせるようにしましょう。

いきなりウキを沈めるようなアタリや横走りするアタリの時はすぐに合わせてもいいですが、 ウキがぴょこぴょこしている状態ではしばらく待ってウキが消しこむのを待ちましょう。

外道にはチンタ、メッキなどが釣れます。

遠投するときはキビレ竿や投げ竿を使います。電気ウキはウキゴムに差さずに遊動タイプにします。 ウキの上下にはウキ止めのゴムを入れます。電気ウキ、オモリはシモリペットなどに付けます。



陸釣りの場合、一晩に釣り場を何箇所も移動することがあると思いますが、場所によっては ブッコミ、別の場所では電気ウキ仕掛けにしたい時があります。この仕掛けだと電気ウキを外せば 即ブッコミ仕掛けに換えられますし、オモリもワンタッチで替えられるので瞬時に釣り場に適した 仕掛けに変えることができます。

シモリペットは普通のスナップ付きヨリモドシとは違い

・滑りがいい
・電気ウキが外れにくい(ケチると根掛りを外す時に電気ウキが飛んでいってしまい痛い目にあいます。)
・電気ウキがスムーズに動く

というメリットがあります。

ヨリモドシの上にゴム管などを付けておけばオモリの絡み防止及びオモリがヨリモドシに当たる時のショックを和らげます。



ウキ止めゴムの取り付け方法






4.ハゼ釣り


秋の奥浜名湖の風物詩、ハゼ釣りです。手竿で充分楽しめる場所がたくさんあります。 玉ウキは頭の部分が赤いものと黄色いものがありますが、赤い方が見やすくて良いです。

エサは青ジャムシか赤ジャムシを付けます。針からの垂らしはシンセイゴと同様に針先から 2〜3cm程垂らしておけばいいでしょう。
手竿の場合は前述のセイゴ仕掛けのウキを玉ウキに換え、針をハゼ針か袖針にすればOK。

ウキ釣りのポイントは「如何にタナを合わせるか」です。ハゼは間違いなく底にいます。 ですので、常に海底にエサを這わせる状態をキープしてください。



(1)は浅すぎ、(2)がベスト、(3)は深すぎです。但し(3)でも流れのある所で、この状態でも浮きが流れて行くようであればOK。 アタリがわかりにくいのと、根掛かりが多発することは避けられませんが、底をキープしたまま流せると釣果につながります。

ポイントが遠い場合は、後述するチョイ投げ仕掛けそのものでかまいません。根掛かりが多発する場合は一本針でもOK。


パイプ天秤を使用する場合。オモリの交換は簡単。


中通しオモリの場合。オモリの交換は仕掛けを切る必要があるが、絡みなどのトラブルは少ない。


シモリペットとナス型オモリの組み合わせ。オモリの交換は簡単。前述のセイゴ仕掛けの様に ヨリモドシの上にゴム管などを入れる方が良い。



5.チョイ投げ

(1)消極的釣法

 仕掛けを投げて、ただ竿を置いて待つ釣法です。何と言っても楽チンです。

(2)サビく方法

 仕掛けを投げた後、1秒につき2cm程度のペースで仕掛けを手前に引くことで 縦に広範囲に狙う釣法です。仕掛けはリールを巻く時ではなく、竿をゆっくり立てる 時に引きずった方がアタリがわかりやすいです。

(3)転がす方法

仕掛けを投げ込んだ後、潮流を利用して仕掛けをゴロゴロと転がす方法です。潮が早すぎると釣りになりません。



仕掛けは特価品の投げ釣り仕掛けで充分です。初心者の方には3本針仕掛けよりも2本針仕掛けをお勧めします。 3本針の方がたくさんエサがあるので釣れる様な錯覚を起こしますが、

・エサを付けるのに時間が掛かるので、手返しが悪くなる。
・根掛かりや仕掛けのオマツリによるライントラブルを起こす確率が高くなる。

これは、結果的に仕掛けが水中に入っている時間が短くなってしまうことになってしまいます。



6.ボートのキビレ仕掛け  これはあくまでも私の場合です。キビレ釣りには大先輩が多数いらっしゃるので「違う!」とお叱りを 受けそうですが...。
竿はヘラ竿改造3m前後のものにスピニングリール(シマノだとエアレックスやアルテグラ、ダイワならリーガル クラスの2000〜2500番程度)です。ヘラ竿は柔らかいので大物が掛かると折れると懸念されることが多いのですが、 ヘラ竿の胴は強く、少々のことでは折れません。むしろ穂先の方が弱く、扱いの荒い私は毎月の様に折っては 全長が短くなる毎日です。(笑)


今年は臨時収入があったのでダイワのグラシック飛竜を二本買いました。穂先が細くて感度が良いのですが、 いきなり二本とも穂先を折ってしまいました。(涙)私のようなガサツな扱いをする人が使用するには 問題があるようです。最も、穂先を詰めてからは問題は出ていません。ULガイドの扱いの良さは格別でした。 早速、ヘラ竿を改良した竿もULガイドに交換しました。

 昨年まではオモリは交換することを考えて遊動スイベルにナス型オモリを付けていましたが、結構このオモリが 道糸に絡まったりします。夜釣りではこの手のトラブルは最小限に抑えたいので、今年からは中通しオモリの 仕掛けに変えました。道糸は4号、オモリは流れの速いところ以外では大体6号、ハリスは3号。ユムシの場合は チヌ8〜10号を使いますが、弁天ジャムシの時はチヌ5〜6を使います。最近は針先が特別鋭利なチヌ針 (チヌヤイバ、一刀チヌなど)が売られているのでもっぱらこちらを使用しています。



針にハリスを結んだものを、効果的に保管する方法を考えました。今回は自信作です。

ハリス付を結んだ針を小さなチャック付袋に入れます。(1)
ふたまわり大きなチャック袋を用意します。(2)
(2)に(1)をたくさん入れます。(3)
針に付いていたラベルを用意します。(4)
大きな袋に入れて終わり。(5)

画像では見えませんが、大きな袋の中には裸の針も数本忍ばせてあります。

とても使いやすいです。



穂先ライトはもったいないのでケミホタルは使わず、自作のLEDライトを使用しています。 これだと電池で使えるので経済的ですが、難点はホルダーにラインが引っかかりやすいこと。 なんとか引っかかりにくいホルダーができないものか考え中です。



蛇足ですが、リールに巻いてある糸が何号で、いつ交換したものなのかわからなく なる時がありますよね。そこで、ニチバンの透明保護フィルム付きのラベルに交換日と号数を書いて リールに貼ることにしました。一目瞭然です。


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